祭壇について

魔女ワークに欠かせない祭壇。

魔女は、祭壇を通して神にコンタクトを取り、宇宙と地球の超常的な力に繋がります。

祭壇には、アルタークロス（布）と地水風火の四大元素が揃っている必要があります。

四大元素とは？

古代ギリシャの時代より、この世の現実は地水風火の四大元素の組み合わせで成り立っていると考えられていました。そしてそのバランスがその場、その人、その事象にとってちょうど良く、エネルギーもそれなりの強さを持っている時、良い事象が起こると信じられていました。

魔女術では、宇宙と地球にある自然の持つ超常的な力を使って願いを叶えたり、未来を予知したり、誰かや場を保護したりといったことを行いますが、エネルギーを降ろす場として四大元素の揃った祭壇を原則として必要とします。

まず土台に、台やアルタークロス。

地の元素は、

アルタータイル、クリスタル、コイン、お金、アミュレット、土など

水の元素は、

聖杯に水をいれたもの、魔術的なエッセンスなど

聖杯の代用：コップなど

風の元素は、

インセンスやインセンス台、マジカルオイル、羽ペンや記述用具、先端に石のついたワンド（召喚グッズとして扱うため）

火の元素は、

キャンドル（火のついた状態）やキャンドル台、先端まで木で出来たワンドなど

ややこしいのですが、四大元素の分類については、素材よりも「そのグッズが何の用途で使用するのか」という本質的なところで分類されます。

そのため、先端に石のついた木の棒は、地の元素と火の元素両方を満たしているグッズではなく、召喚用アイテムとして風の元素扱い（地でも火でもない）をすることがほとんどです。そのため、別途地の元素を用意する方が望ましいです。

火の元素のワンドは、大部分～先端までが木であることです。先端以外に石が付いている場合、その石はワンドを補強するものとして扱い、地の元素を持つと捉えず、全体で火の元素のグッズである、という扱いをします。

また、羽の先や中央などに小さなクリスタルやパワーストーンが付いたものは、石は地の元素としてというより羽をフォローするものとして扱い、全体では風の元素として扱います。こちらも、別途地の元素を用意する方が望ましいです。